ほとんどの方は、魚は肉よりも健康的な食品であるというイメージを持っていると思います。魚がどのように健康にいいのか、ということが「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」（津川友介・東洋経済）で取り上げられています。
「６７万人のデータを統合した結果、魚の摂取量が多いほど死亡するリスクが低いことが明らかになっています。1日６０ｇの魚を食べた場合、全く食べない場合に比べ１２％死亡率が低くなります(60g以上とってもプラスアルファの効果はなし)」。
また、「1日85-170gの魚を摂取すると、ほとんど食べない人に比べ、心筋梗塞により死亡するリスクが36%下がる」というのは、かなり大きな効果と言えるのではないでしょうか。さらに、「青魚に多く含まれるEPA（エイコサペンタエン酸）を飲んだグループは、飲まなかったグループに比べ、心筋梗塞やそれによる死亡のリスクが19%低下」しているとのことです。
コツコツ魚を食べると健康に良いという根拠でした。
